植物工場事業への取り組み|伊東電機株式会社


	研究・開発	システムの設計・製造
	技術革新とコストダウン化を図り、自動化設備の開発を進めていきます。また、大阪府立大学（現：大阪公立大学）との包括連携協定に基づく共同研究により栽培面における技術強化を図ります。	研究開発した技術を結集・実用化させたセル式をはじめ自動化植物工場システムの設計・製造を行います。
	事業のコンサルティング	野菜の生産及び販売
	ＭＤＲ式マテハンで培ったIoTや省人化技術を活かし、あらゆる植物工場の設備自動化および栽培技術に関するコンサルティングを行います。	研究開発を進めている技術を取り入れ生産した野菜の販売を行います。
各種植物栽培の研究	システムの販売・メンテナンス
植物工場における各種植物栽培の研究を行います。	セル式をはじめ自動化植物工場システムの販売・メンテナンスを行います。

研究開発

閉鎖された最小栽培空間のセル内で、野菜栽培の必要条件・機能を備えた、新時代の人工光型植物工場システムを構築できるモジュールです。

植物工場野菜の特徴	畑の野菜との違い	植物工場で採れる野菜
1.洗わないで食べられる(無農薬・衛生　管理された低雑菌) 2.色つやが良い(最適な栽培環境) 3.おいしい(新鮮・カロチンやビタミンＣなどの栄養素) 4.一年中食べられる(季節に関係なく、毎日収穫)	1.土を使わず、養液：栄養分を含む水で栽培します。 2.天候に左右されず1年中収穫できます。 3.広い土地や高度な農業技術がなくても栽培ができます。 4.病原菌や害虫の侵入がなく無農薬での生産が可能です。	殆どの野菜を作ることが出来ますが、比較的多いのは葉野菜で代表的なものは・・・

丸山第三工場の敷地内にある丸山栽培棟、隣接する丸山ハウスにおいて、完全人工光型植物工場および自動化設備を使って野菜、イチゴの栽培を行い、最適な栽培空間・栽培条件の研究や設備開発に取り組んでいます。

丸山栽培棟正面玄関
所在地　兵庫県加西市朝妻町1173-3（丸山第三工場敷地内）

完全人工光型植物工場を開発、設置し、その運営を行っております。レタス「pure leaf ピュアリーフ_®」の栽培を通して栽培設備の改良と、多品種の野菜の栽培研究に取り組んでいます。

◆研究用設備　research equipments

各種の設備を使用して、栽培研究と栽培技術の開発に取り組んでいます。

イオンクロマトグラフシステム (成分分析装置)	食品衛生検査器	流体解析ソフト

栽培養液中に含まれる窒素、リン、カリウム等の成分分析を行います。	一般生菌、大腸菌等各種微生物の検査を行います。	空気や養液の温度及び流れのシミュレーションを行います。

低温栽培装置	クリーンベンチ	プラントセラー

低温の環境をつくり、栽培を行う装置です。	ゴミや微生物の混入を避けながら作業を行う装置です。無菌操作で実験を行います。	LED、養液循環システムで栽培空間を実現する装置です。各種野菜の栽培実験を行います。