HBM-604
製品特長
MDRの特長の1つである必要箇所のみ駆動するランオンデマンド搬送は、制御プログラミングが必須ですが、プログラム作成にはノウハウと専門知識が必要です。HBM-604は、制御をドライバに搭載することで、複雑で高度なランオンデマンド搬送をプログラムレスで実現します。
また、PLC等上位からの指令による制御も可能なため、従来の標準ドライバと同じように制御できます。
省エネ搬送がプログラム不要で実現します |
●ドライバにランオンデマンド搬送ロジックが搭載されているため、プログラム作成が不要。
制御工数を大幅に削減できます。
省配線で、配線時間を大幅に短縮できます |
●HBM-604は2ゾーン分のセンサーをつなぐことができます。 信号のやり取りはコミュニケーションケーブル1本で行ないます。
コンベヤラインの延長・短縮がプログラムレスで実現できます |
●ドライバに搬送ロジックを搭載しているため、コンベヤラインの延長・短縮時にプログラム
変更が不要です。
品物同士を衝突させない搬送がプログラム不要で実現します |
●品物同士を衝突させることなく間隔を詰めコンベヤ上に滞留させる、ZPA(ゼロプレッシャーアキュームレーション) 搬送が可能です。
【補足】ZPA(ゼロプレッシャーアキュームレーション)とは
Zero Pressure Accumulation の頭文字を合わせた略語です。
キズが入り易い、壊れ易い品物の搬送に適しています。
PLC等からの上位指令による制御も可能です |
●搬送ロジックを使用せず、上位からの信号でMDRの駆動・停止を制御できます。
●ドライバに2ゾーン分のセンサが接続でき、また電源線1本で2軸分の電源を供給できることから、従来ドライバに比べて省配線になります。
PLCを使った従来方式と同じ様に制御できます。
製品エラーの種類が識別できるため、ライントラブルの早期解決に役立ちます |
◆識別できるエラーの種類:
低電圧/MDR未接続/ロックエラー/サーマルエラー/誘起電圧エラー/JAMエラー
■HB-510との比較表
HBM-604 | HB-510 | |
軸数 | 2軸 | 1軸 |
MDRケーブルピン数 | 10P | 9P |
一定速 | ○ | ○ |
変速 | 内部(1軸毎) | 内部/外部(一括) |
内部/外部変速 | 10段階/- | 10段階/10段階 |
スロースタート/スローダウン | - | - |
ロック時間 | 1秒 | 4秒 |
非常停止機能 | - | ○ |
メカブレーキ対応 | ○ | ○ |
接続数 | 制限なし | 制限あり |
最下流設定 | 設定不要(自動認識) | 設定必要 |
信号伝達設定 | 設定不要(自動認識) | 設定必要 |
RUN保持/センサ/JAMタイマ 時間設定 |
あり | なし |
エラーリセット | 自動/手動 | 自動/手動 |
エラー信号出力条件 | 異常時 | 正常時/異常時 |
エラーリセット信号入力端子 | ○ | × |
エラー識別 | LEDとパルス信号出力 | LED |
CEマーキング | ○ | ○ |
RoHS指令 | ○ | ○ |
UL対応 | ○ | × |
保護等級 | IP20 | IP20 |
製品仕様
適合機種
PM486FE |
---|
PM500FE |
PM486FP |
PM500FP |
PM570FE |
PM605FE |
PMT42FE |
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